田舎の夏・まぼろし

今週のお題「夏うた」・・・スペイン留学中、井上陽水さんの「少年時代」を聴いて、謎に気持ちが高ぶって、号泣したのを思い出す。

ベタな夏の思い出だったなと思い返す。

瀬戸内海の小さな島が私の祖父母の家。夏休み。いつでもセットの姉。デレデレのおじいちゃん。宿題の読書感想文と水彩画。海。隣の無人島の磯でバーベキュー。花火。無人島探検。夏野菜。麦茶。カルピス。毎日ゲタの煮つけ。たまにカレー。湿っぽい夕方。天の川。

海がすぐ目の前にあって、いつでも波の音が聞こえる。もちろん寝てる時も。

字ずらだけで最高な少女時代だ。

贅沢すぎたな。。。

小さい時からおばさんの影響で何度も聞かされた井上陽水の曲。この曲を聴いて切なくなるのは、この夏の思い出が全部、幻になった気がするからだろうか、とか考える。